【助けたタコは神様でした。】 本州から離れた小さな島、そこで暮らす唯一の若者である満隆(みつたか)はある日小さい白いタコを網から助け出す。 そのタコは島では守神の象徴として昔から言い伝えられており島の住民は助けたお礼にお願いを聞いてくれるかもと満隆に揶揄う。 満隆には悩みがあった。それは彼氏が欲しいというものであり、立地の悪さから出会いが全く無い。そのため常に欲求不満になっていた。そこで最初...